さて、3月はなんだかんだ埋没法のシーズンです。
クマとりや鼻手術が多い当院ですが、やっぱり埋没法も増えてきます。

お客様方がネット情報で惑わされてしまうあるあるは
挙筋法?瞼板法?(こちらは以前コラムに書きましたね)
・表留め?裏留め?
・点留め?線留め?
・2点?3点?何点?

などなどでしょうか。
ええ、ええ。なかなか難しいですよね。

さて、今日はそれでは「点留めと線留め」に関して掘り下げていこうと。

題材として当院の
点留めの代表として「埋没法2点」を
線留めの代表として「取れにくい埋没法」を例にあげましょう。

まず前提として日本で行われている埋没法の基本は「点留め」です。
よく「埋没法~点」と書いてあるアレです。

すごく点で縫っているイメージ図になってますけど実際は

こんな感じで三角形に塗っています。

図の下は目を閉じたときの構図です。
創りたい二重のライン上にあるんですが、点留めが故に固定されていない部位
(特にど真ん中ね)が存在します。

・・・・

うーん、難しいとこですがこれがすごい形に影響するかというと

ぶっちゃけあんまり無い

です。
(でも微妙にはある。誤差レベルで・・・ある。)

あえて言うならば緩んできたときなんかがかなり顕著に緩んだ場所がわかる
その程度でしょうか。

 

対して線留めを見ていきましょう

はい、こんな感じですね。

実際はこう。

さて、点留めとの違いは線留めは
ライン上に途切れることなく糸が存在する

ことです。

ところで・・・なんかベイマックスみたいで可愛いですね。

ディズニーサイトより拝借)

・・・・スイマセン、話が逸れました(;’∀’)

線状の固定が途切れないので、
それはそれは綺麗に均一に二重ラインが形成されます。

ラインの美しさ(誤差レベルの)を追求するなら線留めの方に軍配があがりそうです。

 

話は変わりますが「糸がとれる」というのは糸自体が切れたり
結び目がゆるんだりすることはあまりなく、
糸のループの中の「お肉(組織)」が毎日のまばたきの度に
少しずつ切断されていくことに起因するといわれています。

つまり「できるだけ多くのお肉」をループで囲んできたほうが
取れにくい(のでは?)と考えられています。

・・・何が言いたいかというと
点留めと線留めの違いは
・出来る二重はぶっちゃけ変わらない
・ラインの綺麗さは誤差レベルだが出る
・同じ糸数なら線留めのが取れにくい(はず。きっとね)

という事です。

じゃあ、線留めのがいいじゃん!!!

って話になりますが。
まあ、あえて言うなら線留めのがもしかしたら腫れが引きにくいのかもしれないです。
(これはホント誤差レベルでしょうけど。)

よく「あなたの目は~だから高い方法じゃないと二重になりません!!」
とか他院で言われて、途方にくれながら
当院へハシゴカウンセリングにお越しいただくことがありますが・・・

それ、嘘ですから。

皆様くれぐれも点だろうが線だろうが出来る二重は一緒です。
(何度も言いますが超厳密にはちょっと違うけどさ)

上記の3つの違いでオーダーを使い分けてもらえば良いと思いますよ(‘ω’)

取れにくいは「取れにくい」んで、保証を長く設定しています。
むしろ価格差としてはそこがメインかなーとも思っています。
(ぶっちゃけすぎた笑)

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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