つい先日Twitter界隈で、ある有名美容外科医が
「HIFUはリフトアップしない」と明言し、ちょっとした論争になっていました。

色んな考え方があるので、私が他の先生の意見にあーだこーだいうのもどうかと思いますが。
実は私もHIFUによるリフトアップに関しては懐疑的な立場ではあります。

ま、ただ色んなところで「HIFUは切らないリフトアップ」なーんてマーケティングしてますもんね。
美容業界の広告表示とか、ほんと適当であてにならんです。
(例えば美容液を「塗るボトックス」とか・・・ね。ボトックスなんてまったく関係ないのに)

すいません、話が逸れました。


HIFUでしたね。
あくまで私は熱損傷とそれに付随する創傷治癒による組織収縮(タイトニング)
とカウンセリング時に皆様にご説明しています。
「めっちゃリフトアップするよ!」なーんて言えたら、当院ももっとHIFUで儲かるのに・・・と思いながら
まあ、当院は当院のあるべき道を行くのです。

HIFUは筋膜もしくは脂肪織、真皮に熱を加え
コラーゲン(線維)を熱変性することでキュっと縮まるイメージです。
丁度焼肉で豚のホルモンを焼くと、最初にゃらーーんとしてたホルモンがキュっと縮み上がる
まさしくそれです。

ただ、全体に熱を入れてしまうと、それは「火傷」でしかないので、
当院で採用しているウルトラセルQプラスを含めHIFUの多くは
点状にちょっと間引くことで健常な部位を残しつつ収縮するようにしています。
健常な部位があると創傷治癒も早いですからね。

・・・・といってもわかりにくいので、恒例の横山画伯の絵を。


↑緩んだ線維(コラーゲン)が熱収縮を起こしてるの図

 


↑間引いて熱を加えることで、全体にキュッキュッキュッと
縮みあがっているの図

 

うーーーーーーーーーーん。

画力が欲しい。

伝わらない・・・

伝わらない・・・

1/3も伝わらない・・・

 

・・・・まあね。

もしHIFUを「リフトアップ」と表現するならば
頭の方に支点があって、そこに向かって引き上げている理論であるべきでしょう。
だから私からみるとどうにもこうにも

タイトニング

なんです。

ちなみに私はお客様が効果に納得して若々しく楽しく美容を受けてくだされば、
表現なんて何でもいいんです。

・・・・よくないか。
「優良誤認」ってやつですかね。

 

とにもかくにもタイトニング。
それさえちゃんとわかっていただいた上で施術前後のお顔をみていただければ
「なんだ、上がってないじゃないか!」なーんてこともないです。

しっかり引き締まって、キュっとした肌になっていれば
それこそがHIFUの意味ですから。

 

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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