アートメイクの可能性、∞。

投稿日 : 2021年11月14日最終更新日時 : 2021年11月14日作成者 : clinic_user カテゴリー : 院長の”でら”美容塾

皆様、先日も宣言しましたが、
当院はこの先２年以内に

「愛知でアートメイクといったらあいち栄クリニック」

と呼ばれることになるでしょう。

その第一歩として新たに当院の仲間に加わったのがアートメイクアーティストの

「斎藤利江」

さんです。

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というわけで本日は斎藤さんと一緒にアートメイクについて語っていきましょう。
（今回は前回の日紫喜主任との対談と違って妄想ではありません。）

横山（以下、横）：斎藤さん、こんにちは。
斎藤（以下、斎）：こんにちは、よろしくお願いします。

横：まずは簡単に略歴といいますか、自己紹介をいただいてもよろしいですか？
斎：社会人経験後に看護師の資格をとりました。
　その後、オペ室や病棟の仕事をしてからアートメイクナースになりました。
　実は、看護師として、なかなか仕事がうまくいかず悩んでいた時期がありました。
　そんな時、看護師の先輩がちょうどアートメイクをはじめるタイミングで私にも声をかけてくれたんです。
　アートメイクとの出会いは私にとってラッキーだったと思います。
　今では、この仕事以外は考えられないですね！

横：ありがとうございます。
　それでは早速ですが本題に移らせていただきます。
　今まで当院では眉やアイライン、リップ、SKIN52がメインメニューだったのですが、
　斎藤さんが加入することで増えたメニューなどはありますか？
斎：はい、
　・髪の毛の生え際を描く「ヘアライン」
　・ホクロを好きな場所に描く　「ホクロアートメイク」
　・頭皮の傷跡のカモフラージュ
　・乳がん術後のニップルへのアートメイク
　・口唇口蓋裂の患者様へのリップ形成術
　・抗がん剤治療中、無毛症の方への眉毛やアイラインの施術
　などの施術をご案内できます。

横：一気にメニューが増えましたね！
　　やはり一般的なパーツ以外の部位は難易度があがるのでしょうか？
斎：はい、そうですね。
　手術後の傷あとは、皮膚の性状なども一般的な皮膚と異なりますので難易度はあがります。
　ヘアラインなども頭皮の状態によっては、眉などと比較して回数がかかることもあります。

横：でも、こうして色々な悩みを解決できる「幅」が増えたことは
　当院の目指す「地域貢献」としても有意義なことですね。
斎：はい、地域の皆様のお悩みを色々解決できるよう、
　これからも技術を磨いて精進してまいりたいと思っています。

横：それでは少しだけ話を掘り下げたいと思います。
　斎藤さんがアートメイクを施術する上で大事にしている事などはございますか？
斎：患者様のお悩みや治療のゴールを考えることを重要にしています。
　眉の施術をしたい方でも、皆様それぞれ求めている事が異なります。
　例えば、眉毛の左右差を整えたいのか、眉毛を描くためのベースが欲しいのか？
　それとも老眼で眉毛が描けないのでしっかり作ってほしいのか？など
　皆様のご要望が異なるので、一緒に考えて施術をするようにしています。

横：便利で美しいことがピックアップされるアートメイクですが、
　施術である以上デメリットは存在します。
　斎藤さんなりの解決策や気をつけている点などがあればお聞きしたいのですが。
斎：アートメイクは美容の施術の中でも比較的、入りやすいといわれていますが、
　針を使うので赤みが出てしまったり、かゆくなったりのリスクはあります。
　痛みに関しても、個人差こそありますがゼロではないかと思います。
　正直なところ、適切な麻酔を使えばあまり痛いといわれることはありませんが・・・
　それから、一般的に相談されるのが施術者にうまく要望を伝えられなかったというご相談ですね。
　形や色など、こうしたかったのに・・・と。
　上手くコミュニケーションをとれなかったと聞くと悲しくなります。
　ですので、当院ではカウンセリングやご相談はとことん時間をかけています！

横：一人一人にしっかりと向き合う姿勢、すごく素敵だと思います。
　ところで今までで心に残るエピソードや、逆に苦労した思い出などはございますか？
斎：毎日アートメイクのことを考えいますね。笑　心に残るエピソードですか？
　そうですね、お客様や患者様おひとりおひとりとの出会いが本当に心に残っていて
　お会いして、近況報告していただくだけでうれしくなります。
　アートメイクで、人生が変わるというと大げさかもしれませんが
　無毛症の患者様へ毛並みで眉をおつくりしたときにご家族で喜んでいただけたことが
　とっても印象に残っています。

横：素敵なエピソードですね。
　本邦ではアートメイク≒刺青、という印象もあり、
　本当は気になっているのに一歩踏み出せない方もいると思います。
　そんな方にメッセージをいただいてもよろしいですか？
斎：まだ、日本には違法でアートメイクの施術を受けている人もいます。
　知識と技術があるクリニックを選んでいただければ、
　アートメイクとの出会いにきっとご満足いただけると思います。
　一歩を踏み出せないという方は、ぜひカウンセリングで心配事やお話をお聞かせください。