さて、どこもかしこもアートメイクです。
私からしたらグレーの巣窟アートメイクです。

先日、母が大昔に入れたアートメイクの修正をしに来ました。
当時は医療機関でなくてもアートメイクを入れられる時代。
質も何も担保されていない・・・・そんな時代です。

母の眉毛は形も左右差があり、色抜けしている部位
オレンジの色素がまざったり、黒色のおそらく毛並みをいれたであろう部位が混ざってたり・・・

・・・まあ、そんなところに任せちゃった母も母なんですがね。
(母なりに当時の付き合いもあったかと思います。)

 

さて、そんな過ちを皆さんが繰り返さないために、どうしたらいいか・・・
をちょっと考えてみました。

必ず当てはまるわけでもないので参考までに。

 

①皮膚科専門医が所属している。
アートメイクは皮膚を傷つけて色素を入れる以上
・そもそも傷つけていい肌状態か
・術後の傷つけられた肌を管理できるか
・感染症が起こった時に、速やかに対処できるか
・色素にたいするアレルギーや異物反応が起こった時に対応できるか
・除去したくなった時に除去できるか

などがパッと考えただけでも問題としてでてきます。
これらに関してはある程度研修を積まないとなかなか身につかないことも多く、
やはり皮膚科専門医の知識や経験が役立つところです。

せめて一人は皮膚科専門医が在籍しているクリニックを選びましょう。

 

 

②専属アーティストか否か
アートメイクアーティストさんの中には個人事業主として
ご自身で予約を管理しクリニックを「間借り」して施術を行っている方々がいらっしゃいます。

さて、それはそれでよいですが、何かあった時の責任はどこにあるのでしょう。

だれがトラブルの窓口になるのでしょう。

そのアーティストさんが急に休暇に入ってしまったとき、やりかけの施術は誰が後を引き継ぐのでしょう?

「売上」を追求するあまり、要らないオプションはつけられていないですか?

トラブルがあった時「どの施設」で診て、担当者はちゃんと診察に立ち会うのでしょうか?

専属アーティストはクリニックに雇われている以上、
身元の保証もしっかりしており、規約違反以外院長がすべての責任を負います。

 

是非「専属かどうか」を基準にいれてください。

 

③除去できるのか
人が行い、人が受ける施術である以上除去したくなる時もあります。
思ったより太く入った、とか、トレンドが変わり形を変えたい、とか
色が気に食わない・・・とか。

アートメイクはいれるよりも除去する方が圧倒的に難しく、大変です。

除去メニューはあるか、どんな機材で除去するか・・・くらいは
最低おさえておきたいところです。

 

 

アートメイクは時間とともに無くなる・・・

正しいようで間違っている言葉です。

薄くなる症例ももちろんありますが、多くの症例でゼロにはならないです。

貴方の大切な身体、どこで、だれに入れてもらうか。
結構大事だと思いませんか?

 

是非じっくり考えてアートメイクを入れてもらうアーティストさんを選びましょう。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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