Twitter、徐々に認知されてきているようです(‘ω’)ノ

私のランチ(というか、ほぼ麺)を主にあげている内容ですが、着々とフォロワーが増えています笑
美容情報とか医療とか、ぶっちゃけ公式HPやInstagramで散々だしてるので
Twitterくらいはまあ、ゆるーくやっていきたいもんですねえ。

昨日なんてC&Dの宮田院長と「恋愛相談とか人生相談とかそういうの欲しい」とツイートしあってたら
本当にそういうご質問がきて、かなーりうれしかったです。
(ちなみに宮田院長とは面識なく、ツイートの世界の友達です。こういうのもTwitterのいいとこですね。)

さて、本題。
以前ちらっとツイートした

の理由を詳しく知りたい!とありましたので理由を。
(今回はわかりやすくいわゆるアレキやヤグといった脱毛器をメインの話にします。)

まず多くの人が誤解しているのが、「医療脱毛は毛を焼いているわけじゃなくて色を焼いている」ということです。

・・・ああ、難解ですね。

大前提としてレーザーは「色」に吸収され、熱エネルギーに代わる特徴があります。
つまり色があれば効果があるし、色がなければ効果を発揮しません。

毛はそもそもケラチンという半透明な細胞でできています。
毛単体では色はなく、メラノサイトという細胞からつくられたメラニンが黒いため、メラニンを渡された毛が黒くみえてしまうのです。
つまりメラニンのない部位は「白髪」となります。
レーザー脱毛において毛が濃いほど抜けやすく、白髪・産毛が抜けにくいというのはここからきているのですね。

さてこのレーザーは「色」であればどこでも吸収され熱を起こしてしまうため
・壁紙
・床
黒い色があるなんてもちろん論外です。
・・・え?壁とか床に打つなんてありえなくない?ですって。
ところがレーザーに慣れるまでは違う方に打ってしまうことが往々にしてあります。
多くの場合レーザーはフットスイッチなので、初心者には結構難しいものなんですね。
あとはターゲットが急に動くとか・・・ね。

またレーザー光は皮膚に対してまっすぐ進むだけでなく、物質にあたると「屈折」といって曲がったり、「反射」といって弾かれたりします。
ですので「まっすぐ打っているから安心」ということではないです。
(なので我々は施術時ゴーグルを必ずつけるんですよね。)
天井が開いてれば、反射の連続でレーザー光が届くことも否めません。
だからレーザー室は極論閉鎖された白い部屋である必要があります。
(床は汚染の面から多少色があっても問題ないですけどね。)

またレーザーは「」ですから鏡によって反射する性質もあります。
・壁かけタイプの鏡がある
・手鏡を裏に向けていない
安全配慮の上で忌々しき問題だと思います。
小姑のようで細かいところですが、実はとっても大事なことです。

他クリニックの事例ですが、皮膚にガラス板をおいて照射したところ反射を起こし
たまたまゴーグルをつけずに近くにいたスタッフの網膜(黒色)にあたり失明した事例があります。
レーザーってそれくらいの強さをもった怖い治療だってことを常に念頭に置いて施術しなければいけないのです。

 

レーザーは設定さえ決めてスイッチを踏み、均一に当てればたいていは同じ効果が得られます。
特に脱毛に関してはそんなもんでしょう。

でも「どういったクリニックだと安心で良質か」という観点で考えれば
「レーザーの特性」から考えうる安全配慮をちゃんとできている方が、安全で安心かと思います。
またそこまでの知識を持っていれば、より質の高い治療を受けることができるでしょう。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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