Twitterで最近ちょっと話題だった内容に関してです。

内容は、というとAクリニックでとある方が医療脱毛を受けたところ
(クリニック側からの公式見解がでてないので詳細は不明ですが)
脱毛のレーザー光の円形に一致したヤケドが多数発生してしまった・・・
というものでした。
(炎上の理由は色々ですけど。)

そこにBクリニックの先生がご自身もヤケドしたことがあり、
「機械の仕様の問題で本来噴射されるべき冷却ガスがでなかった」
という見解を発表し、あれやこれやでそれもまた
「機械のせいにするな!」と炎上してしまったという顛末です。

 

もちろんこう言った場合、お客様とクリニック間での話し合いで済ませるのが最善策ですが
時代が時代なので、うまくまとまらずSNSに一度載ってしまうと
全く関係のない方までもを巻き込んだ一大事件になってしまうわけです。

・・・と、
私も美容外科医として色々思うところはあるわけですが。

それはそうと
え、ちょっと待って。うちの機械も同じミスとか起こらない??
と思った次第です。

前述しましたが、今回のBクリニックの先生の見解では、
レーザーの尖端につけるアタッチメント(正確にはディスタンスゲージ)の
「向き」により冷却ガス噴射口が塞がれてしまい、
正しく冷却が出来なかったためにヤケドが起こってしまった・・・

ということでしたので、果たして当院の機械もアタッチメントが冷却ガス
噴射口を塞ぐことがあるのか、を検証してみました。

 

 

結論から言えば

当院の採用している型では、アタッチメントが冷却ガス噴射口を塞ぐことは
まずありえない

ということです。
(よかったよかった・・・)

 

レーザー機械はとても便利で手軽に治療できる反面
「火傷」を起こすことで治療効果をもたらしているのも事実です。
そこで、いかにターゲットだけに現局したヤケドで終わらせるか、が
大事なポイントになってきます。

ほとんどの場合安全に施術は遂行されていきます。

しかし、機械を扱うものである以上予期せぬトラブルが起こったり、
「当たり前」と思っていた作業に思わぬピットホールが潜んでいることもある
という事を再度考えさせられました。

何はともあれ、安全に美容医療を楽しみたいものですね(‘ω’)ノ

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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