まあ、僕ぐらいになるとね
イボかシミなんて見なくてもわかるわけです。

・・・なーんてね。

イボかシミは誰でも見なくても見分けれます
(はい、また偉い先生に怒られそうな発言・・・)

美容外来で診療をしていると、よく「先生、これイボ?シミ?」と聞かれる場合が多いですが
すっごくたくさんある場合、ご自身でも見分けれると便利ですよね。
(いや、決して大変とかそういうわけではないですよ笑)
なので今日はそのコツを皆様に伝授しましょう(‘ω’)

まず手始めにシミはなんぞや、イボはなんぞや。
という話から。
「シミ」はあくまで色ムラの事を指し、俗称です。その中に肝斑や老人性色素斑、雀卵斑などが分類されます。
「イボ」は皮膚の一部が小さく盛り上がっているものの俗称で、いわゆる老人性のイボやウイルス性のイボが含まれます。
なので両方とも様々な病気を包括した「状態」にすぎません。

はい、なんだか難しいですね。

簡単に言ってしまえば「平たければシミ」「盛り上がっていればイボ」です。
もう、ほんとこれだけ。

それを簡単に見分ける方法は見ることより触る事、です。
目を閉じて気になる部位を優しく撫でてあげてください。
どこにあるか指で触れれば「イボ」、目を閉じたらどこにあるか分からないのが「シミ」です。

はい、それではやってみましょう。
ミュージック、スタート(^^♪!

 

・・・さて、皆様いかがですか?
気になっていた部分は「イボ」でしたか「シミ」でしたか?

あくまで前述の通りイボもシミも俗称に過ぎないので、ちゃんとした治療はその病気が何であるかを鑑別する必要があります。
ほとんどの場合どちらも良性の「シミ=老人性色素斑」、「イボ=老人性疣贅」ですが、
中には悪性腫瘍が混じっている場合もありますので、ご自身だけで判断せず
気になるようであればやっぱり皮膚科医に診てもらうことがよいでしょう。

悪性の所見としては、ざっくり「汚い」です。
・色ムラ
・形
・辺縁
・急速な変化
・皮膚潰瘍
などなど。
私達皮膚科医が良性悪性の判断をする基準も同じです。
実際の見た目で綺麗か汚いか、顕微鏡的に観察して綺麗か汚いか。
ただ、この判断はなかなか難しいので、それこそ皮膚科医の出番ですのでお任せください。

というわけで今日のデラ塾は
2行くらいで終わってしまうペラペラの内容でしたが
だらだらと書いてしまいました。

・・・だって今日は祝日だもん(‘ω’)

みなさん、よい祝日を(^_-)-☆

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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