ニキビ跡を治療したい!
というお悩みの方はとっても多いです。

ここまで酷くなる前にもっと早く介入できれば・・・
なんて思う事も多々です。
(まあ、そりゃ困るまで病院に来ないよね)

ことニキビは
「いかに傷跡にならないようにコントロールするか」
が治療成功のカギですし、我々皮膚科医の悲願であるといっても
過言ではないでしょう。

今日はそんなニキビ治療にスポットを。

 

なぜ跡ができるのか?

ニキビは毛穴に皮脂や角質が詰まり、そこにアクネ菌が増えることで炎症を起こします。
炎症が強くなったり長引いたりすると、肌の深いところ(真皮層)までダメージが及びます。

その結果…

  • 赤み(炎症後紅斑)

  • 茶色いシミのような色素沈着

  • クレーター状の凹み(瘢痕)

といったニキビ跡が残ってしまうのです。

特に クレーターは一度できると完全に元通りにはならない ため、予防が非常に重要です。


治療より予防が大切な理由

1. 治療の難易度が違う

赤みやシミは比較的改善が早い、もしくは放置してもいつかは綺麗になる
のですが、クレーターはレーザーやRF治療などを繰り返しても「改善」止まり。
「完全に消す」ことはほぼ不可能です。

2. コストと時間がかかる

跡の治療は長期間の通院や高額な施術が必要になることもあります。
一方、予防は日常のスキンケアや生活習慣、外用・内服治療で十分対応できます。
より早い段階で専門家が介入するほど、治療は容易になります。

3. 心理的負担を減らせる

跡が残ると、メイクで隠したり「肌を見られたくない」というコンプレックスが長引きます。
予防できれば、そのストレスからも解放されます。

 


具体的な予防方法

  1. 早めに炎症を抑える
    → 赤ニキビは放置せず、塗り薬や内服で速やかに治療しましょう。

  2. 触らない・潰さない
    → 自分で潰すと炎症が悪化して跡が残りやすくなります。

  3. 紫外線対策
    → 紫外線は色素沈着を濃くします。日焼け止めは毎日が基本。

  4. 生活習慣の見直し
    → 睡眠不足、ストレス、糖質の摂りすぎはニキビの大敵です。

  5. 正しいスキンケア
    → 洗いすぎや強い摩擦は逆効果。やさしく洗ってしっかり保湿を。


まとめ

ニキビ跡は一度できると、治すのに大変な時間と労力がかかります。
だからこそ、「跡を作らない=予防」こそが最大の治療 です。

もちろん、すでにできてしまった跡にも有効な治療法はあります。
しかし、それ以上に大切なのは「今あるニキビをいかに早く、正しく治すか」

未来の肌を守るために、今日からできるケアを大切にしてくださいね。


当院でできるニキビ・ニキビ跡治療

当院では「今あるニキビをいかに早く鎮めるか」を第一に考え、

  • 医師による診察と内服・外用の処方

  • 予防を目的としたスキンケア指導

  • すでにできてしまった跡に対するレーザーやRF治療サブシジョン等

など、予防と治療の両輪でサポートしています。

「これ以上跡を作りたくない」
「すでに残ってしまった跡も改善したい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
肌の状態やライフスタイルに合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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