お気に入りの化粧品・・・
ああ・・・、でも「ここがこうだったらなあ・・・」
なーんて考えたこと、皆様一度はございませんか?
そりゃ万人の希望を100%満たすなんて不可能ですよ。
ただ、ニキビの患者様を多数抱えている皮膚科専門医・医学博士の願望くらい
かなえられる・・・そんなわけで
構想なんと・・・半年?かな。
ひとまず第一弾として「化粧水」と「シワ用美容液」の発売に至りました。
というわけでしばらくこの「でら」美容塾で開発秘話を連載していこうと思います。
2020年末・・・
横「毎日ニキビのお客さんがたくさんいらっしゃるけど・・・みんな化粧品の選択に悩んでるな」
そうそう、ニキビといえばプロ〇クティブやビ〇レ、クレア〇シルなんかが有名どころですが、
どれも高いし一長一短ですね。
当院でも常盤薬品のセルニューをいれているのですが、
5%のグリコール酸が配合されているので乾燥肌やアトピーの方は使いにくいです。
ニキビ治療は主に
「毛穴の掃除」
「殺菌」
「にきび跡」
といった3つのフェーズに分かれますが、ほとんどの化粧品がこの一個に重きを置いており
すべてを網羅したものはあまり無いのが現状です。
それではニキビ治療に適した化粧品は何か・・・
というと
「毛穴の掃除」→毛穴のつまりの原因である角質を除去し、皮脂の産生をコントロールする。
「殺菌」→保険診療
「にきび跡」→凹み、赤み、色味に分かれるが、化粧品で改善できるのは赤みと色味、凹みは効けばいいかな・・・くらい。
になります。
角質除去と色味の改善は「皮膚をめくる」という点では近いのでここでメインコンセプトとして
「皮膚をめくりながら皮脂と炎症を抑え、なおかつ肌に負担の少ない化粧品」
となりました。(うーん、贅沢だね!)
そして医師免許有資格者が販売できるアドバンテージを最大に利用するため
「多少のリスクを飲み込んでもできるかぎり攻めた化粧品」
をサブコンセプトに掲げました。
そしてもう一つのサブコンセプトに
「余分なものを入れない、ただ「美しくする」ためだけに造られた化粧品」
としました。
さて・・・すごい高い目標を掲げた年末・・・
ここから苦悩の日々が始まるとは・・・
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