Yahoo知恵袋よりテーマを拝借してまいりました。

そうそう団子鼻のご相談、よく受けますね。

日本人はそもそも鼻の皮膚が厚く、団子鼻が多い人種といわれています。
皮膚も厚いですが、皮膚の下にある皮下組織もまあまあ厚いため
確かに鼻尖縮小(鼻尖形成)のみでは見かけ上の変化に乏しいこともままありです。
今回のコラムではこの辺りを嚙み砕いていこうと思います。

まず日本人と欧米人の鼻の違いについてみていきましょう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本人の特徴として熱い皮膚と小さな軟骨が挙げられるかと思います。
質問内容にもありますが鼻尖縮小(鼻尖形成)のみだと意味がない・・・とまでは言いませんが
変化がわかりにくい可能性がありますね。
 
例えて言えば座布団の下でじゃんけんしても、何を出してるかわからない・・・
そんなイメージでしょうか。
 
・・・そんな難しい日本人の鼻を我々は担当しているわけで。
 
 まず鼻尖形成単独から見ていきましょう。
正面からは確かにスッキリしますが、基本的に高さが変わるものではありません。
(結び方によってはちょっと高くはなりますけど、そこまで期待しない方がよいです。)
 
正面からのみの変化なので、やはり「変化が乏しい」という表現になりかねないですね。
大体20~30万円くらいが相場でしょう。
 
 さて、
・高さを出したい
・もっとスッキリ感を出したい
そんな方には軟骨移植を併用します。
 
緑色が移植した軟骨ですね。
素材としてはほとんどの場合耳珠軟骨を使用しますが、場合により耳介軟骨や鼻翼軟骨を使用します。
1~2mm高くすれば良い場合行いますね。
大体40~50万円くらいが相場でしょうか。
 
 
 では
・もっともっとしっかり細く高くしたい。
・鼻先の角度も変えたい
なーんて欲求がでてきたらどうするかというと
鼻中隔延長が出てくるわけです。
    
皮膚の限界まで延長は可能ですが、まあ、限界まで行うと曲がったり、皮膚がうすくなり軟骨が透けて
くるようになったりロクなことがありません。
素材は鼻中隔をくりぬき転用したり、耳介軟骨や肋軟骨、保存軟骨・PDSシートなんかを用います。
鼻中隔をやると必然的に鼻尖形成と軟骨移植が必要になるのですが、
まとめた金額で記載されているクリニックと別々に記載しているクリニックがありますので
価格をみて決めるときは必ずどこまでをどの価格でできるか、を確認する必要がありますね。
80~100万円と高額なOPEのうちに入るかもしれませんね。
 
 
さて、「だんご鼻」を修正したい場合このような感じの3段階で決めていくと
分かりやすいかと思います。
 
ダウンタイムはたいして変わらないので
・なりたい鼻
・予算
に応じてよくよくご相談の上決めていきましょう。
 
番外編として切らずに糸のみで団子鼻を修正する方法もありますが・・・・
やはりしっかりした変化、長い保持期間を考えるとちゃんとOPEを受けていただくことをおススメしますよ。
 
 
 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。
貴方の鼻にピッタリの方法をご案内いたします。

 

ご予約はこちらをクリック!!!

この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
>> プロフィールを見る