皆様、美容外科に行く前にネットで色々お調べになるかと思います。

メリットって実は頭に入ってきづらく、デメリットばっかり入ってきちゃいませんか?
美容外科手術は緊急性もないですし、生きていくのに絶対必要か・・・といえば正直難しいところです。


ですので皆様効果もさることながら「トラブルが少ないか」というのを
第一に考えられる傾向があるのではないか・・・
と思います。

さてさて、そんなメリット・デメリットの話題によく上がるのが
糸による鼻整形
です。

もちろん普通の手術でも糸は使いますが、ここで言う「糸」は
KOGと呼ばれるフェイスリフトなんかでも使われるトゲトゲのついた「溶ける」糸のお話です。
治療イメージに関しては各所にも色々書いてありますが
簡単に言えば
①テントみたいに鼻を糸で下から押し上げて高くする

 

②ハナスジに沿わせて入れて、アップノーズを改善させる


の概ね2つの意図で用いられことが多いです。

なぜこの簡単な構造の治療が良い悪いの議論の対象になっているかというと
・「溶ける」というが果たしてどれくらい残存しているのか?
・挿入された糸の周囲は瘢痕化(硬くなる)するが、将来への影響は?
・挿入時に組織(特に軟骨)を損傷した場合、構造が壊れるのでは?
・上記より将来的にしっかりとした手術を受けるときに逆に邪魔になるのでは?
・感染や飛び出してくるリスクがある

なんかをよく見かけます。

ね?なんか不安になるでしょ?

でも逆を返せば
「手術を将来的に全くやる予定がない」人に
ちゃんとした(リカバリーできる)ドクターが正しい手技で行えば概ね問題ない
ってことなのでは?とも思います。

感染はどんなスーパードクターでも起こしえますからね。

 

さて、美容外科の手術って誰もが受けれるものではありません。
予算だったりダウンタイムの許容だったり・・・・
そういった意味で
手術のが良いって頭ではわかってはいるけど
今は、もしくは将来も受けれない・・・
それでも少しでも変わりたい!
そんな人にとって
リスクを許容しても受けうる治療
ってのがあっても悪くないんじゃないかなって私は思います。

いわゆる

「救いの一手」


ってやつです。
↓救いの一手をしている私。

どうでしょう?
「糸だけ」でここまで変わるなら「アリ」でしょう?

 

私横山も
本当は一発目から手術でしっかり仕上げた方がよいと思っている派です。

でも「ああ?え? プチとか害だから、手術受けれないなら帰んなさいよ」
って言っちゃうようなドクターでもないです。

メリット・デメリットをしっかり理解した上で
デメリットを許容して受けるなら
よっぽど倫理的に、医学的に問題でない限り
それはそれで一つの選択としてアリだと思ってはいます。

あ、ちなみにリカバリーできるスキルあっての事ですからね(;^ω^)

すべての人に完璧な治療なんてのはなく
お一人お一人の背景によりそった治療を提案し
誰もが「なりたい自分」に一歩でも近づけられるようお手伝いを。
そんな意識のもとに診療していますよ(^^♪

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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