おはようございます、横山です。

最近LINEスタンプをつくりました

https://store.line.me/stickershop/product/30974576/ja

↑ここから買えるよ。

横山×くま治療=ヨコっくま

です。

娘二人に使わせてます笑

 

さて新発売つながりです。

名古屋でニキビ治療といったら、もはや当院だと自負しております。

だってできない事ないですから。
皆様の想像しうるニキビ治療、すべて当院のみで完結できます。

さて話がずれました。

2025年6月16日、新しいニキビ治療薬「ベピオウォッシュゲル5%」が
マルホ株式会社から発売になりました。

今回はその特徴や使用方法、従来製剤との違いを、医師目線でお伝えします。

 

■ ● 「短時間接触療法」(Short contact therapy)とは?
従来のベピオ製剤(ジェル/ローション)は2.5%濃度で、塗布後にそのまま放置するものでした。

今回のウォッシュゲルは5%に濃度を上げつつ、洗い流すタイプとして新登場した感じです。

皮膚への刺激や衣類への脱色を軽減しつつ、ピーリング+抗菌作用を活かせる合理的なアプローチです。

過去に似たような薬剤としてはコムクロシャンプーなんかがありますね。

 

■ ● 主成分:過酸化ベンゾイル5%の作用
そもそもベピオってなんぞや???
って話ですが。

過酸化ベンゾイル(BPO)は
①アクネ菌を殺菌
②角質層を剥離してコメド(ニキビの元)をできにくく
③皮脂を抑える

ことでニキビを改善する薬剤で、昔から海外では使用されていたものです。
(なぜか日本ではなかなか承認されなかったが・・・)

耐性菌が報告されておらず、炎症性や非炎症性ニキビの両方に有効というのが特徴です。

 

■ ● 使用方法と利便性
・1日1回、洗顔後に顔や体の患部へ適量(1円玉大)を塗布。5~10分後に洗い流す
・ジェルはやや粘度が高く、たれにくい設計。浴前に塗布し入浴中に洗い流すのがラク。
・洗い方は流水で15秒程度でOK。石鹸不要です。

 

 

 

↑たぶん日本最速でアップした使用動画

 

■ ● 安心ポイント:脱色リスクを低減
従来のベピオ製剤(ベピオゲル、ローション)は衣類・枕の色落ちが問題でした。

しかし、この「短時間接触+洗い流す」方式により
漂白リスクがかなり低くなったもよう・・・・
(でも気を付けたほうがいいことには変わらないけど。)

 

■ ● 副作用とその対策
短時間接触療法により、刺激感や乾燥・赤みなどの局所刺激が軽減されますが、
やはり稀に接触皮膚炎が出ることもあります。

9歳以上から使用可能です。

 

■ ● 臨床的適応と治療ステップ
軽症~中等症の面皰・赤ニキビに対応。維持療法としても使えます。

2023年ニキビガイドラインでもベピオゲル2.5%が推奨されており、

この5%製剤も選択肢として期待大です。

 

■ ● 実際の価格感と使用期間
・3割負担で約600円(598円)程度を予測します。

顔+体でも1本で2週間、顔のみなら1か月程度の使用感だと思ってください。

 

■ ■ まとめ&クリニックでの活用方針

  1. 朝や入浴前の短時間ケアに組み込みやすいジェルタイプ

  2. 刺激負担と漂白リスクが少なく、継続しやすい処方

  3. 初期コメド~維持期までの幅広い使い分けが可能に

当院ではニキビに対して、
「まず面皰(白ニキビ)から丁寧に」
「赤ニキビを早期に縮小し、跡を残さない」
をテーマに、皆様に処方・指導しています。

一緒に“跡を残さない”肌を目指して頑張りましょう!

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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