最近流行っている・・・のかな、【シュマロ】やってます。

匿名で私に質問できて、簡単にTwitterに転送できるんです。
手軽に質問できるので、最初は結構荒れるかなあ・・・と危惧していましたが、
なかなかどうしてメール相談より割と「おっ」と思うご質問をいただくわけです。

というわけで、最近のものから今日のコラムを。

「先生こんにちは! 今度糸リフトとヒアルロン酸(ゴルゴの辺りです)の予約をしようと思っているのですが、糸リフトのダウンタイムが落ち着いてからヒアルロン酸を考えた方が良いでしょうか?ヒアルロン酸後様子を見てから糸リフトのほうがよいでしょうか?」

ふむふむ。
これはなかなかの質問ですぞ。

私の回答は「そのパターンなら糸リフトをやって落ち着いてからヒアルロン酸」としました。

よく症例写真では「糸リフト~本とヒアルロン酸~本使いましたー」的なものが多いですが、
これは実はメリットもデメリットもあります。

メリットとしては一気に一度の来院で済むことですね。
リフトで麻酔をかけるので、注入は全然痛くないです。(そもそもそこまで痛くないですが。)

デメリットとしては
・もしかしたら要らない量のヒアルロン酸をいれているかも
・完成後やっぱりちょっと足りないかも
が起こりやすくなります。

なぜかというと
糸リフトで麻酔を使い、その分頬が浮腫んでしまい、ゴルゴ線の評価が正しくできなくなるのと
そもそも糸リフトでしっかり上げたものの、1~2週間で馴染んでいく過程で、多少の後戻りをする可能性が高いから、です。

前者は必要以上に入れてしまうリスク、後者は直後は良くても完成形が今一歩のリスクがあります。

糸リフトとヒアルロン酸をどちらも行う前提で、何回かクリニックにくる手間をいとわなければ
治療を二段階にわける、というのは一見遠回りのように見えて、実は無駄が少ない方法なのかもしれませんね。

 

似たようなもので言うと「ヒアルロン酸とボトックス」の関係ですね。
特に「オデコを丸くしたい」や「顎を綺麗にだしたい」というご要望の時にヒアルロン酸とボトックスを併用するのですが、
可能ならボトックスを先に行い、効果のしっかりでる1~2週間後にヒアルロン酸を行うと良いでしょう。

なぜかというと上記の場所は筋肉による「ヨレ」が起こりやすく、筋肉の力を緩和して表面を滑らかにしてからの方が
均一に注入をすることができます。

またボトックスでシワを無くすだけで意外に満足する症例もあり、ヒアルロン酸自体が要らなかった、なんてこともあります。

 

その他処置以外の手術などに関しても、本当は複数回に分けて治療した方がよい場合でも、
どうしてもダウンタイムやお忙しい皆様のスケジュールもあり、同時に行うことがままあります。

「僕は結果を予想できるから、同時にやれるんだ!すごいだろ!」
という気骨のある若いスーパードクター大先生もたまーにお見かけしますが、
私みたいな色々経験してきた小心者のオッサンドクターからすると、
結果は予想できる、が、結果が微妙にズレることもある。だって人間だもの。」  byよこを
です。

出来ることなら必要に応じて一手間入れると、実はそれが一番効率的だったり、綺麗だったりすることもあります。
(大手に所属して日々の売り上げノルマに追われているとなかなか難しいかもしれないですが。)

 

お客様には何度も痛い思いやダウンタイム、クリニックへのご足労をおかけするかもしれません。

それは弊社のスローガンでもあります通り
「すべては美しくあるために」
その通りでございます。

もしかしたらカウンセリング時に当院ドクターから複数回の治療にわける提案があることもあるでしょうが、
こういった理由の上ですので、ご理解いただけると幸いです(‘ω’)

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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