とあるドクター無料相談で

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鼻を高くしたいと思い鼻の糸リフトをした。

元々少しだんご鼻がコンプレックスだったのでそれを解消したくて行ったのだが、
鼻糸を入れてもらって鼻筋や鼻先が太くなってしまって
希望するのと全然違うものになった。

鼻糸を取れば元の鼻に戻るか? 

              (一部改変)
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というのを見かけました。

現時点で当院も需要があるので該当施術を行っているわけですが、
過去7年間で特にそういった報告も受けていないです。

KOG糸(いわゆるコグ糸・メッシュ糸)による鼻整形において、
「鼻が太くなる」ケースは通常、報告されておらず、
むしろ「細く・シャープに見える」
「鼻筋のボリュームが出ることで相対的に小鼻が細く見える」
といった方向の仕上がりが多い
ように思えます。

ただまあ、そうじゃなく考える方もいらっしゃるので
どのような事が考えうるか考察してみました。

 

鼻の糸に関する論文は
鼻の輪郭や鼻尖、鼻翼基部が綺麗になったよーという論文

 

なんかがありますが、
まあ、万が一太く見えるとしたら

 

①過剰な挿入・本数
必要以上に多くの糸を入れすぎると、単純に「束」なので太くはなり得るでしょう。

②糸の種類や太さ
糸は様々な形状があり、一本ずつが太ければ、もちろんハナスジは太くなるでしょう。

③他の術式との併用
プロテーゼや鼻中隔延長と併用すると、鼻先や鼻翼が太く見える場合があります(特に軟骨の移植など

④肉芽
これが一番厄介。
異物を囲むお肉が形成されると長持ちする反面太く溶けにくくなります。

↑いつだかの抜去術にて

なんかが考えられるでしょうかね。

・・・まあ、普通にやる分には特にトラブル起きないです。
(普通にやれば)

 

 

さて、でもまあ最初に言ったように
需要があるわけです。

だってみんな切りたくないもん。

切らない術式に気をつけろ!というコラムも以前かいたけど)

・・・というわけで何か対策を。

 

  • 適切な糸の本数・種類・挿入深度
     骨膜上・皮下など、目的部位・深さに応じて設計することでシャープな仕上がりに。

  • 過剰施術は避ける
     糸を大量に入れるよりも、少数本でも効果をしっかり出して自然な印象に。

  • 他術式とのバランスに注意
     鼻中隔延長や耳介軟骨移植との併用は、鼻先にボリュームが出やすいため、必要に応じて鼻尖縮小などの併用も検討。

  • 症例写真・術後経過をよく確認してから施術を受けること
     術後の仕上がりイメージを医師としっかり共有することが大切です

 

・・・とまあ、こんな感じですかね。

 

それよりも大事なのは

やることよりもリカバリーできること

糸を指すことはできます!でも抜くことは出来ません!!!
なんて無茶苦茶なクリニックでやるのは止めましょう。

↑いれることは出来ても抜くことが出来ないクリニックの
トラブルシューティングももちろんお断りせずに承っております。

綺麗なバラには棘があるように
手軽なものには裏がありますよ。

ふふふ・・・

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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