たかがエラボト、されどエラボト。

我がクリニックには毎日のように大量にエラボト希望の方がいらっしゃいます。

さて、本日はエラボト・パーフェクトガイド。
私がカウンセリングで話している内容を書いてしまおう・・・と。
これを読めば、もうカウンセリングで話すことなんてあまり無い。
後は筋肉の動きを確認するだけだ!
・・・というあたりまで書きます。

①場所の確認
 まずエラボトのターゲットは【咬筋】だという事をしっかり認識しましょう。
 小顔にしたいとか、歯ぎしり食いしばりとか、マウスピースがなんたらとか・・・
 それはそうなんですが、結局できることは【咬筋の動きを止める事】なんです。
 逆を返せば、咬筋がはっきりしない例に打っても仕方ない。

 もし貴方が受診したドクターが触りもしないで「あ、エラボトっすね(^^♪」とか言った日には
 そのクリニックから逃走した方がよいレベルです。

②目的の確認
 ちらっと出てきましたが、主に
 a.小顔にしたい
   b.歯ぎしり食いしばりを改善したい

 のほぼどちらかです。

 ここでさらに分かれ目。

 aの場合、小顔になり得る位置はどこか、ならない場所はどこかを鏡を一緒に診ながら確認しましょう。
 bの場合、エラボトだけで改善しきらない場合があり、その場合は「側頭筋」の確認をします。

ここまで来たらあとはいくつかの確認事項です。

③何単位か、薬剤は?
 正規品であるアラガン社のボトックスでいくか、その他のジェネリックで行くかは貴方次第です。
 悩むな~~~
 一つ言えることは悩んだらアラガです。
 理由は価格以外にアラガンが劣る点がない、その点につきます。
 確かに1万円の違いは大きいかもしれません。
 でも打ったあとに「大丈夫だったかな・・・」と悩む毎日が来るのは鬱陶しいですよね。
 数カ月で割れば1日100円。
 悩むぐらいなら払ってしまいましょう。

 

④頻度は??
 基本3~5カ月毎です。
 ①の時にドクターと一緒に咬筋を触るかと思いますが、
 その時に感じた動きを感じるようになったらそれが打ち時です。
 え??そんなの忘れちゃう・・ですか。
 ・・・・では3か月毎と覚えておきましょう。

 

⑤倍にするべきか、側頭筋も打つべきか
 ガツっと効かせたい場合や、体格によっては倍量(左右50単位ずつ)を打ってもいいかもです。
 側頭筋に関しては初回の人はやらなくてよいでしょう。
 まずはエラボトだけの効果を体感し、フィードバックしていただき
 側頭筋「も」打つかか検討するとよいかと思います。

 

⑥よくある質問
 Q.エラボトをやると弛むか
  →極度に筋肉が張っている方はもしかしたら弛むかも。
   ただし人間生きていればいつかは弛むもの
   弛んだら弛んだ時の治療を併用すればいいだけです。

 Q.エラボトをやるとコケるか
  →多くの場合「元からコケている人」がエラの張り出しのおかげでマスクされ
   隠されていただけ・・・であって、エラボトでコケる例は実は少ない。
   この辺りは術前に大体予想可能だが、「コケた」という判断は主観的すぎるので
   なかなか難しいところではある。

 Q.エラボトは打ち続けないといけないか
  →「いけない」美容はほぼない。
   でも小顔を維持し続けたいなら打ち続けなければ元には戻るでしょう。

 Q.やめると元にもどる
  →薬剤で強引に動きを止めているだけなので、理論上戻るでしょう。
   薬剤が効いている間に食いしばる原因を取り除けば・・・
   ありうるかもね!って感じです。

 Q.毒素がたまる
  →たまらん。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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