さて、皆様。
コロナが明けて海外に旅行に行かれるかたも増えてきたのでは?

当院には他院さんの抜糸やトラブルが比較的頻度多くいらっしゃいます。

・・・・なぜって??

そりゃ私、断らない医者、ですからね。
(あ、ちなみに横柄な態度の方は普通にお断りします。自由診療なんで。)

なんてのは冗談で。
私は皮膚科専門医を取得しておりますが、
こちらの専門医資格は「世の中にその知識と技術を還元する」というのが主旨だと認識しています。


美容においては少なからずトラブルが起こるものですが、
そのトラブルにいち早く適切な治療を開始することで
被害を最小限に抑えることができる・・・。
その意識で皮膚科専門医として診療をしているわけです。

ああ、すいません、熱くなってしましました。

今日の話題は他院修正です。

さて他院修正・・・割と渋い顔をされたり、「うち、そういうのやってないんで」
って断られたりすることもあるのではないでしょうか?

そこそこ儲かりそうなのに、なぜ美容外科医達は嫌がるのか・・・考えてみました。

①責任問題
これあるあるなんですが、少しでも触れたり関わると
もし万が一何かあった時の責任問題に発展しかねないです。
例えばA院で施術した後B院で抜糸し、その後に感染した時・・・
一体誰の責任になるのでしょう。
もしかしたら施術したA院は「抜糸の仕方が悪かった!!!」というかもですし、
B院は「いやいや、施術したとこの問題でしょ」となるかもしれないです。

辛いのも、シンドイのもあなた以外何者でもないです。
辛い貴方をほっておいて、「誰の責任で誰の経費で誰が治療にあたるか」で
大人同士の子供のような揉め事が起きます。

 

②そもそも難解
これまた一般の方からすると不思議かもしれませんが
同じ術式の名前でもドクターによりやってる事全く違う」こと、実は結構あるあるです。

例えば埋没法の4点。当院では4つの糸で4つの輪っかを創り4つの縫い目で創りますが
クリニックによっては2つの糸で2つの輪っかを創り2つの縫い目をつくること(うちで言う2点)
を4点ということがあります。

ね、意味不明でしょ?

そうすると「他院で4点法やりました!抜糸お願いします!」と言われたときに
『あれ、糸が足りないぞ・・・どこだどこだ・・・』となるわけです。

これくらいの違いはある程度どうにかなりますが、もっと複雑なところでの
バリエーションは傷を開いて「え・・・(絶句)」となることもありありです。

ね、こわいでしょ。

糸を抜くぐらいなら問題ないですが、これが例えば鼻の中だったら・・・
想像しただけで寒気がします。
(実際びっくりするような症例に出くわしたこともあります・・・)

 

③再手術は条件が悪い
手術をしっかりやっている先生程共感を得ますが、初回の手術と再手術では
圧倒的に再手術のがやりにくい、です。
内部の癒着もそうですが、皮膚自体も硬く伸びにくくなっており
手術の結果が出にくいのが特徴です。
また、初回手術の傷の程度によっては術式の選択に制限が出たりもします。

 

・・・そんなこんなで他院修正ってほんと大変なのですが、
別にお客様に罪はないわけです。
でも少しでも回避できる工夫ってあるわけです。

それは・・・

①外国は避ける
②なるべくすぐに受診できる範囲で受ける

です。

①の外国。
これはマジでオススメします。
トラブル時どうにも連携がうまくいかないです。
紹介状?開示カルテ?・・・文字読めないです。
責任問題も急に仲介業者とやり取りできなくなったりします。

上手くいったときはそりゃとてつもなく安いので
すっごくお得な気分にはなるでしょう。
でも副作用なんて短期的なものから長期的なものまでたっくさんあり
「今問題ない≠将来も大丈夫」なんす。

悪いことは言わないので、国内にしておきましょう。

 

②は感染症などの治療時に頻回の治療が必要になったとき、
交通費も移動時間もバカにならないからです。

当院のように県外の某有名クリニックからの術後ケアも引き受けている、
そういうバックアップクリニックを持っているところや
グループ施設をもっているところならギリOKです。

(グループ施設は執刀医が変わると嫌がることもありますが)

遠い所の有名美容外科医より、近隣の無名美容外科医のがよいこともあるってもんです。

 

以上、他院修正や他院の術後相談をよく受ける身として感じた事をツラツラと書きました。

安全に、トラブルなく終わればなーーーーんにも問題ないのですが、
残念ながら100%ではないのが医療です。

出来るだけ安全な道を選ぶ、それも皆さんにできる自衛手段な気がします。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。

ご予約はこちらをクリック!!!

この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
>> プロフィールを見る