ボトックスやヒアルロン酸といったプチ整形。
今や街のあちこちに美容クリニックがあるため、
比較的安価に誰もが気軽に受けられる時代になってきています。

・・・裏を返すと
比較的安易に色んなドクターが参入できる時代でもあります。

私としては
安全に」「お客様が納得して」受けていただければ、それはそれでどんなドクターが美容施術を行おうが自由なので、構わないです。
(その為当院では美容参入のドクターへの教育を依頼されれば行っています。)

 

では、ここでいう「安全」とは何でしょう?

安全には起こすべきでない危険を回避する「安全」と
残念ながら起こってしまったトラブルに迅速に正確に対応できる「安全」が
あると思います。

前者の安全は感染や出血、壊死などの医療者サイドが最大限気を付けることで
ある程度発生率にリスクをさげることができます。
(ゼロにはなりません。一定の確率は残るでしょう。)

しかし後者はそもそものリカバリー能力があるかないか・・・それにつきますので
簡単な処置に必要な、ある程度の知識以上の知識と技術、経験が必要になります。
つまりクリニック次第で安全を保障することだってできるわけです。

抽象的なので一例共有を

関西方面のクリニックAで切らない鼻中隔延長をうけられた方です。
鼻背方向に4本(?)挿入したが、ハンプ(鷲鼻の部分ですね)のところで
糸の先端が皮膚を透けてみえてしまい、今にも飛び出しそう・・・・
とのことで当院にクリニックBより紹介受診されました。

診察するとかろうじで薄皮一枚隔てておさまっているものの、確かに今にも飛び出しそうでした。

本来ならクリニックAで対処すべきですが、能力がないためか出来ず当院で施術となりました。

当初Close法といって片方の鼻の孔からのみのアプローチで攻め、一本は取り除くことが出来ましたが、残りがどうにも難しく、お客様に事前に伝えていた通りOPEN法に切り替え除去にとりかかりました。

残糸は見つかるも、ガチガチに周りと癒着しており、結局鼻背の飛び出しそうな点のところまで丁寧に剥がして除去してくる必要がありました。
こういった処置は日頃から鼻の・・・比較的しっかりしたOPEをOPEN法で行っているドクターしか、確かに厳しいと思いました。

↑無事摘出です。

さてあと2本は?と思い探せども探せども見つかりません。
もしかしたら折り返した1本を「2本」と表現していたのかもしれませんね。

 

今回の症例は鼻の糸の施術でありがちな、ハンプ部で浅くなってしまうテクニカルな部分の未熟さと、未熟さが起こしたトラブルをリカバリーできるスキルをクリニックに用意していない安全性への配慮不足が指摘されます。

 

というわけで、いわゆるプチ整形でリカバリーはプチでないことはありがちです。

クリニック選びをするうえで、価格で選ぶのはもちろん一つの価値観として大事ですが、
「安全面」を今一度考慮したうえで選ぶと本当の意味で
「やってよかった」
になると思います。

 

ちなみにこのブログは結構同業他社の先生も読んでくださってるので一言。
上手くいかないことって症例を重ねていくうちに大なり小なり生じます。
仕方がない・・・で片づけないで、是非上級医に相談しましょう。
上級医がいなければ私が相談相手になるので、お気軽に連絡ください。
(昔から見ず知らずのドクターから、相談うけること結構あるので、慣れてます)
よりこの業界が明るく楽しいものになりますように。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

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