みなさま・・・・

 

まじでびびってください。

なんとですね・・・

わき汗治療が近年ようやく保険適応になり
エクロックゲルやラピフォートワイプが発売されたばっかですよ。
（とはいえ２年半も経過していますが。時の流れは早いですねえ・・・）

「もう脇ボトックスは古い！？　エクロックゲルという革命。」
↑バズりにバズった伝説のコラムはこちらをクリック↑

なのに・・・なんと今度は

手汗治療の保険適応薬

がなんと発売開始になったんです！！！！！
（2023年6月１日）

いやいや、私が医師になって皮膚科やって１０年弱の間は大した新薬ってでなかったんですよ。
したら最近の皮膚科の保険新薬の攻めっぷりといったらもうすごいこっちゃです。

何があったんだよ皮膚科業界。焦りすぎじゃないか、ええ？？？（汗だけに）

その名も「アポハイドローション」。

いやね、ハイドロってのは汗って感じの意味なんで、まあいいでしょう。
しかしね、この薬剤で止めるの「エクリン腺」であって「アポクリン腺」じゃないですからね！
ネーミングするなら「エクハイドローション」にせめてしといてくれよ！
って皮膚科医ならではのツッコミしたくなるわけです。

もうね、皮膚科はこの名前忘れれません。
逆に忘れれません！
初恋のあの子の名前くらい忘れれません！
気になりすぎてドリエル必要だわ！

つまり何が言いたいかというとすっげーマーケティング戦略です。

・・・冗談はさておき。

この新薬のすごいところは「患者様の言い分」だけで処方が可能ってことです。
HDSSっていって「汗でどんなもん困ってるかの値」を医師が評価する必要もなく
保険使って処方していい薬なんです( ﾟДﾟ)

だから病院かかって

「手汗でるからアポハイドローション処方して！」
・・・これだけでOKなわけです！！！！

怖い怖い皮膚科の先生に「ほ・・・・保険でお・・・お願いシャス！」
なんて顔色伺いながら言わなくたっていいわけです。

新薬のくせにチートすぎるでしょーよ(;’∀’)

 

こんな感じだと数年したら薬局で普通に買えるようになるんじゃない？
なーんて思ったり思わなかったり。

 

さーて。効果の程はまた追ってご報告いたします( ﾟДﾟ)。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい！

美容ってそんな感じです。

 

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ！」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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