当院はクマ治療がめちゃくちゃ多いです。
県外や海外からもインスタグラムで症例をみてくださった方がはるばる受診されるほど、
定評のある施術です。(自分で言うのもなんだが笑)
そのクマ治療の症例写真で頻回にでてくる単語「フィラーゲラー」
症例写真の綺麗さもさることながら、この「フィラーゲラー」を指名で当院にお越しいただくことも多いです。
それでは、当院の代名詞とでもいうべき「フィラーゲラー」ですが、一体どんなものなのでしょう?
フィラーゲラー、フィラーゲラーと言いますが、
正式?な名前はおそらく【マイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)】です。
フィラーゲラーは「フィラー(詰め物)」を「ゲラー(ゲル状にする)」機械の事を指します。
コンデンスリッチファット(濃縮脂肪)という詰め物「フィラーゲラー」を用いてゲル状にしたのがマイクロCRFってやつです。
と、いうわけでマイクロCRFはなんぞや、という話をしていきましょう。
脂肪注入は体のある部位から脂肪吸引し、採取した脂肪を注入・移植する手技ですが、
吸引した脂肪をただ単にぶっこめばいいってもんじゃありません。
吸引した脂肪は
・生きてる脂肪
・吸引で破壊された脂肪
・繊維やその他の細胞
・血液
・麻酔液
などを含みます。
そのままでも注入できなくもないですが、そのまま注入すると生着不良やシコリのリスクが高いため、
生きている脂肪だけをより分けたのがコンデンスリッチといいます。
では生きている脂肪を入れればそれでよいかというと、それはそれでアリですが
当院ではもう一歩進んだステージの医療を提供したいため、
もうひと加工加えてるんです。
特殊な装置「フィラーゲラー」で大小様々な脂肪塊からなるコンデンスリッチを
ゲル状のマイクロCRFに変化させます。
マイクロCRFにすることにより、良質で滑らかで微細な脂肪のみを注入できるようになり、
皮膚の薄い繊細な部位でもきれいな仕上りにすることが可能になります。
また濃縮された幹細胞が、血流やコラーゲンが増加といった組織再生に働くことが知られています。
え・・・なら全国の美容外科で導入したほうがいいじゃん!!
って思いますでしょ(‘ω’)❓
実はマイクロCRFは作成のコツと手間がかかるのと、施術毎に廃棄する物品がぶっ飛び価格なので
よっぽどの脂肪注入に対する情熱がないと導入は難しいのでは・・・と思います。
(経営面で考えるとコスパめっちゃ悪い( ゚Д゚))
ちなみに愛知県では
・コンデンスリッチが可能な施設→11院
・マイクロCRFまで可能な施設→3院
な、なんとたったの3院!しかないんです。
(記事執筆時点での件数です)
・・・ね。
でもね、そんな院にとってのコスパが悪かろうが、手間がかかろうが
そんなことはお客様の仕上がったお顔を経過観察で診察するたびに
「導入してよかった」
という思いに変わるんです(^_-)-☆
今、考えうる限りの最良の美容医療を。
当院はそんな思いで診療しています。
コンデンスリッチ・マイクロCRFについてもっと知りたい方は
コンデンスリッチファット協会の公式ホームページへどうぞ。
ああ・・・長くなったのでこの辺で。
次は実践編として「コンデンスリッチとマイクロCRFをどう使い分けているか」・・・
でも書こうかな。
ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!
美容ってそんな感じです。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。
この記事の担当者
- あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
- 「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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