最近はまた新しいプラットフォームで美容の質問を受付ています。
「マシュマロ」
匿名で私に質問ができ、私はTwitterに簡単に転載できる仕様です。
これの良い点はそもそも匿名なので、相手が答えを読んでいるかとか気にしないで良いです。
(インスタのDMなどは既読スルーがわかるので、なんだか悲しい気持ちになるんですよね。)
その点そんなの気に出来ないのは、割り切れて良いです(‘ω’)
さてそんなマシュマロですが、先日よい質問がありました。
「M字口にしたいですが、脂肪かヒアルか・・・・続」
いいですねえ。
では、今日はそこを掘り下げましょう。
口唇の形成の最近は猫も杓子も「アヒル口・M字口」です。
一般的にアヒル口・M字口といわれるものは
こんな感じでしょうか
上クチビルが「クイッ!クイッ!クイッ!」となる感じです。(わかるかな笑)
基本はヒアルロン酸とボトックスで創ります。
この辺りは先日コラムにかいたので、詳しくは→こちらをクリニック
どちらの治療も割と安価で受けることができ、
かつ時間とともに効果が無くなるので
こういった「トレンド」に左右されるタイプの整形にはピッタリです。
想像してください。もし元に戻せないとして20~30年後、
アヒル口でい続けれる自信はありますか?
(もちろん私はそんなの気にしない!って方は・・・まあ、問題ないです。)
さて、それでは他にどんな治療が考えうるでしょう。
まずはマシュマロの質問にもあった脂肪注入。
脂肪注入のイメージとしてヒアルロン酸の高級版みたいに考えている方がいらっしゃいますが
全く別物ですからね。
(くわしくはこちらのコラムを)
脂肪はとことん「定着率」に左右されますので、「形をこだわってつくる」なんてのは
まず不可能です。
どんなスーパードクターがやろうと、これはどうしようもないです。
またヒアルロン酸のようにポイントポイントに塊をつくるような注入法だと
シコリになるリスクがあり、大変危険です。
シコリを除去するときのあの大変さといったら・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
脂肪を口唇にいれるなら
・全体に注入してふっくさせる
・シワを伸ばす
・輪郭にいれて輪郭を強調させる
といった効果を期待する分にはよいかと思います。
・・・え、じゃあ結局ボトヒアルだけじゃないか!
ですって?
うーーーーん。
前述したように「トレンド」に左右されるタイプの整形にはお勧めしませんが
半永久的な方法がないことはないです。
それは「部分的口唇縮小+口角挙上」です。
こんな感じに切ります。
良い点は元に戻らないこと、悪い点は元に戻せないこと
です。
口唇縮小の傷はまあ、本当わからないくらい綺麗に治りますが
口角挙上は往々にして傷が残りやすいです。
(傷跡を危惧して粘膜からのアプローチ法もありますが、元に戻りやすい)
・・・・ということで消去法的にも
アヒル口・M字口を創るならボトックスとヒアルロン酸が妥当なんですよね。
「しょっちゅう入れなきゃだからコスパが悪い」
なーんてお客様にたまにチクっといわれたりしながら(;’∀’)
それはね、理論的にも安全性的にも、貴方の事を思っているからなんだよ(;’∀’)。
と思いながら毎日診療するわけです。
というわけで、皆様
アヒル口・M字口形成ならあいち栄クリニックへ。
(僕以外の先生も、上手いですからね)
ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!
美容ってそんな感じです。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。
この記事の担当者
- あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
- 「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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