当院はホクロの取り放題を行っています。
これがまあ、大好評で(‘ω’)

ですので毎日ホクロ相談があるのですが、中には他院での治療で
『キレイに治すにはレーザーで肌が凹まないように何度かに分けてやっていくのが良い』
なーんて説明を受けて何回も施術して
結局無くならないから・・・と来院される方がいらっしゃいます。

結論を言いましょう。
何度やっても中途半端に削っている限り無くなることはない。
です。
もう一つ
凹む凹まないは回数を分けてやるとかには依存しない。そもそもの深さが問題だ。
です。

これはね、ホクロを顕微鏡的に見てきた皮膚科医じゃないとわからないんですが・・・
ざっくりホクロは何かというと
「ホクロ細胞の塊」です

もっというと細胞が「なんとなく集まった状態」です。
(塊っていうと、団子みたいに境界明瞭にまとまった状態を想像しちゃうんで)

分かりにくいので絵にかくと

まあ、こんな感じ(笑)

ホクロ細胞がなんとなく集まって集合しているだけなので、
底の方の境界は不明瞭です。
かつ底の方に行くにしたがって、実は色を持たない細胞になってくるのでこれがまた厄介です。

例えば前述のドクターのように、何回に分けて削り取ったとしても、
細胞がいる位置は最初から決まっているので、
一回でとろうが何回でとろうが目指す「底」は一緒です。
つまり傷の深さも最終的には一緒になり、凹む可能性も同じです。
逆に一回で焼き削った方が周りへのダメージが少ない分綺麗に治るでしょう。
(複数回の治療を受け、火傷痕になっている症例もたまに見かけます。)

底に行くにしたがって色を持たない細胞になっていくため、
もしかしたら「とりきれた」と誤診するかもしれませんが、厄介なことに色を持たない細胞が
メラニンを産生する細胞になることもあります。
(これがいわゆる再発)
何年か後に色が戻ってきた・・・なーんて症例にもよく遭遇します。

人間の肌を傷つけ、えぐり取ってくる治療において
凹みを100%回避することはほぼほぼ不可能です。
また、ホクロの病理学的構造上「とりきる」ことを確約するとしたら
結構な広範囲にとる必要がでてきます。

 

・・・なので当院は最初から
・凹む場合があります。
・再発する場合はあります。
としっかりご説明しております。
また、これらは治療の特性上不可避なため
保証対象外」としています。
(起こりうるもので、起こらなかったらラッキーくらいに考えておいて欲しいです。)

みなさまに知っておいて欲しいのは
「必ず凹まず」にホクロを治す治療なんてこの世に無く、
凹むかなんてホクロの深さ次第・・・ってことです。
(もちろん大きさや場所、個人の治りやすさなんかも関係しますけどね。)
なお、ホクロの深さは削ってみてようやくわかります。
表面から見たって深さは分からないですから。

 

たかがホクロ。されどホクロ。
そこまで知っておいた上で、取るかどうかをぜひご検討くださいませ(^_-)-☆
任せていただいた以上全力で丁寧に施術させていただきます。

↓実際の治療風景はこちら(^_-)-☆

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。

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この記事の担当者

横山 侑祐
あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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