オペのイメージが強い私です。
よく誤解されますが、オペをしているドクターは
皮膚科に弱いわけでも、注入が苦手なわけでもありません。
むしろ注入の技術は手術においてもとても重要になります。
(注入が下手なドクターで手術がうまいドクターを見たことがありません。)
例えば手術に必要な筋肉の走行はボトックスを打つときにとても役立ちます。
手術の時に必要な神経の走行や血管の走行は、ヒアルロン酸注入に大いに役立ちます。
ヒアルロン酸をどこにどう入れるか・・・なんて、もうオペしてるようなもんです。
(そもそも美容外科医にとってオペか処置かなんて境界線は無意味なんですけどねー)
さて、そんな私ですが、ヒアルロン酸注入は
「ただゼリーを入れるだけ」ではなく、いろいろな注入方法を使い分けています。
だってね、一本=1ccが8万もするんですよ。
そんな高価な治療、こだわらなくてどうするんですか!
ああ・・・テンションが上がりました。
ではどんな方法を使い分けているか・・・といいますと
①ボーラス
玉を創るように一か所に集中して注入
顎など、局所的に少量で変化させたいときに使用
②リニア
線状に引きながら注入。
線状の形作りたいとき(涙袋やフェイスラインなど)に主に用います。
さおり式鼻ヒアルはこれですね。
頬を持ち上げたいとき、「釘」のような意味あいで。
MD-CODEを使用するときに多用します。
法令線や額・首の横ジワなど、周りを多少剥離する必要がある場合。
お客様のご要望や目指す仕上がりに最適な注入方法を
その都度オーダーメイドして注入しています。
ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!
美容ってそんな感じです。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。
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