さて、不景気です。
様々なものの価格が上がるのに、給料は上がらない・・・
そんな中でも皆さんは美容施術を受けようとするわけで。
少しでも安くなんないかな、と思われる気持ちは十分察します。
よくカウンセリングで聞かれるのが
静脈麻酔じゃないとダメですか?
ということです。
まあね、5万とかクリニックによっては10万とかしますから。
削れるものなら削りたいところではあります( ゚Д゚)
さて麻酔を削れるかは結論から言えば
基本削れる。自分次第、です。
ドクターがどのように麻酔を決めているかといえば
まずは麻酔の3要素
①鎮痛
②鎮静
③筋弛緩
です。
痛がったら気分萎えるし、暴れたらやりにくい、筋肉が固いといろいろ困る(雑)からですね( ゚Д゚)
つまり
痛がらずにじっとしててくれさえすれば、極論麻酔はいらないです。
(麻酔ない時代や戦場だったら無麻酔でオペしてるでしょうしね)
なのでぶっちゃけお客様自身の問題ではあるのです。
・・・・とはいえ我らも人の子ですから、苦悶の表情なんてみた日には罪悪感にかられるわけです。
この「じっとしてほしい」という要素の他に
それなりの長時間のオペだと、意識がはっきりしてるとしんどい・・・なんかもありますね。
想像してください。顔に布がかけられてる状態で、顔の上でガチャガチャ器具がなってるの・・・怖いでしょ。
裸でゴリゴリされてるのを聞いてるの、いやでしょ??
まあ、そんな感じです。
とにもかくにも本人が我慢さえできれば何でもよい・・・ですが、
普段たくさん手術している我々から見たときに、
「このくらいの痛さと長さの手術なら、この麻酔が概ねいるっしょ」
という匙加減がなんとなくあり、
それを基本的にオペの見積もりにくっつけているわけです。
だからまあ、プロの意見として受け入れていただけるとよいかなって思います(^_-)-☆
でもね、悪いこと考えるやつもいますから。
・売上あげるために過剰な麻酔をくっつける☠
・麻酔で意識飛ばしといて、他のオペと並行したり、シャドードクターにやらせる☠
なんかは聞いたことはありますね。
怖いよねー(;’∀’)
さてさてまとめです。
当院では好きに麻酔を決めていただいて大丈夫です。
耐えれなければ、後で麻酔を追加してもらっても大丈夫ですし。
(ただ、食事制限とかあるので、絶対つけられるわけでもないですが。)
ご自身の価値観で決めてくだされ。
この麻酔じゃないと手術やらない!ってことはまずないので。
ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!
美容ってそんな感じです。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。
この記事の担当者

- あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
- 「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
- >> プロフィールを見る
新着ブログ記事
- 2025年3月7日 二重院長の”でら”美容塾 上瞼の脂肪とりとROOF切除はやることもやり方も全く違う
- 2025年3月5日 院長の”でら”美容塾 CO2レーザーでシミ治療できないのか?しないのか?禁忌なのか?
- 2025年3月3日 院長の”でら”美容塾 43歳、ほうれい線ヒアルロン酸を初めていれてみた