Aiやアプリが発達した現代、
症例写真なんて、どれだけ意味があるだろう・・・
とすら思います。
だって、ホントはやってなくても
ちょちょいと弄れちゃうもんね。
まあ、そんな中でも当院は
日本一正確な症例写真の提示
を目指しているし、多分現時点では美容外科としてその位置にかなり近いんじゃないかって思っています。
さて、そんな正確さを求める私が
どのような視点で他院の症例写真をチェックしているかをお教えしましょう。
①術式は何??
例えばフェイスラインの糸リフトの症例写真をみるとしましょう。
それが糸リフトだけで行われているものか、実はヒアルロン酸を併用したものか・・・
それによって評価は大きく変わります。
明らかに顎がシャクれているのにそれの記載がない・・・・もしくは
術式が明記されていないと、正しく評価できませんね。
②術前と・・・術後何日?
これもありがちですが、「before-after」のみの表記だったりします。
特にヒアルロン酸なんかだと「直後”は”綺麗」というのはままありがちな話で
鼻先にまだ注射穴がバリバリのこってる写真をみると
「ああ・・・・」
って思うわけです。
(あ、あのヒアルロン酸で有名なイケメン先生の事じゃないからね!)
③写真の条件
・光の入り方、明るさ
・縮尺(鼻先とか顎とか眉毛とか、ポイントを見て比較するとわかりやすいです)
・角度(撮影の角度だけでなく、姿勢の角度なども)
・照明(なぜか術後だけリングライトで目の中に光の〇ができてキュルルン)
・撮影した距離(一般的に近いと魚眼っぽくなります。ってかそう撮れます)
つまり、簡単に言えば術前と術後の写真の条件が同一であるか。
それに尽きます。
恣意的に印象を誘導されていないでしょうか???
(糸リフトとかHIFUの写真とか、酷いもん多いよねw)
④医療広告ガイドラインを遵守しているか。
2018年の医療法改正に伴い、ビフォーアフター画像も
医療広告ガイドラインにおける広告規制の対象となりました。
・・・といっても何を言ってんだって話で。
簡単に言えば、集客を目的とした症例写真の提示は、
決められた様式を守らないといけない、というルールです。
これに伴い私の症例写真は
↑例えば
・期間
・どんな施術か
・施術の詳細
・予測される副作用・リスク
・一般的に要するコスト
が明記されるようになっています。
これをもって初めて「限定解除」といわれる広告可能事項の条件を満たすことになり、
やっとこさ掲載可能になるわけです。
ちなみにこれでも最低限、です。
いかがですか?
みなさんが「すごーい!!」って眺めている症例写真、
本当に適正でしょうか?
さて、そんなこんなで私に関してはこんな目線で
他院さんの症例写真を評価し、
また日本一正確な症例写真を出せるよう自分の症例写真をブラッシュアップしています。
最近はモニターを
・マスクかサングラスか
・全顔
と、なるべく全体のバランスの変化をみつつ、パーツの変化もみれるように
モニター制度を変えてみました。
みなさんも是非そんな視点で症例写真を眺めていただくと
その症例写真が信用するに値するか
がわかるかと思います。
つまりは貴方が美容施術を依頼するかもしれない医師が
信用に値するか・・・・ということです。
是非そんな目で見てください。
ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!
美容ってそんな感じです。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しくださいませ。
この記事の担当者
- あいち栄クリニック 院長 横山 侑祐
- 「美容医療ってこんなにわかりやすく、こんなに楽しく受けれるものなんだ!」という声をいただくことを目標に診療しております。診療だけでなくSNSやコラムも積極的に更新しておりますので、是非一度ご覧ください。
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