こんにちは、院長です。

さてさて好評?の「皮膚疾患が治る近道」シリーズ 第2弾・・・
いやいや。弐ノ型は 『正確に問診表を記載する』 です。

正確に問診表を記載していただくことは、正確な診断に繋がり ひいては早い段階から適切な治療を開始することができますね。
とはいえ問診票は書くことが多い・・・。
問診票の質問の意図が伝われば少しでも書くモチベーションがあがるかなと思い 以下説明しますね。

 

さて当院の問診票は
・いつからか
・どこにできたか
・どんな症状か
・今までどんな治療をうけたか
・ほかに病気はないか
などが記載できるようになっております。 

では、一つずつ見ていきましょう。

・いつからか
皮膚疾患は似たようなものも多く、発症からの経過・変化から診断していくものや、
そもそも診断基準に{~か月以上持続する}などの定義が存在するものもあります。
また、放置すれば治る疾患もございますので、場合によっては治療がいらないこともありますよ。


・どこにできたか
女性の方や陰部など人に見せたくない部位もあるかもしれません。
ただ、例えば梅毒など陰部を発症起点として全身に皮疹がでることもございます。
皮疹の分布から診断する疾患もございますので、正確にどこに何があるかを記載していただくと
これもまた正確な診断に結びつきますね。


・どんな症状か
かゆいだけが皮膚疾患ではない!
「痛い」を診断の根拠とする疾患も存在します。
また感染症においては家族や友人に同様の症状があったりすることで診断がつくこともございますね。


・今までどんな治療をうけたか
実はこれが一番皆様に書いていただけず苦慮している項目になります。
他院での治療や薬局などで購入した薬剤を使用した場合、その影響を考慮して診断していかねばなりません。
また、過去に医療機関に受診して「効いた薬」も大事ですが「効かなかった薬」の効かなかったという情報も
実はかなり大事です。
(内容がわからないと、効かなかった薬剤が再度処方される可能性もありますよね。)

一番オススメなのは『お薬手帳』を持参いただくことですね。
過去の薬剤だけでなく、別疾患を治療中の薬剤との飲み合わせもチェックできるのと、
薬剤が正しい量使用されているかのチェックになります。
そして・・・薬局によっては無料かと思います。(最近はアプリもありますしね)

ですので、ぜひお薬手帳、持参しましょう。


・ほかに病気はないか
内臓疾患などに関連した皮膚症状や、全身状態によっては使用できる治療に限りがあったりします。
言いたくない疾患もあるかもしれませんが、当院はプライバシーを遵守しておりますので、安心して
記載ください。

 

だいたい以上のような項目ですね。

いかがでしょう?

正確な問診票記載はあなたの病気を最短経路で治す魔法の紙です。

是非しっかり記載してみてください!

皆様のご来院、心よりお待ちしております。