おはようございます。

京都にあるエスクリニックの廣瀬先生につられて(示し合わせているわけではないですが・・・)
朝活してみてます。
(うう・・・これは続かないぞ・・・すごいな廣瀬先生。)

 

さて、ふと思ったのですが。
シミとホクロを治したい!
問診票にそんなご要望が記入されてる事って結構多いわけです。


で、もちろん違う疾患なので治療法が違うわけですが、
治療法が異なることを説明するとびっくりされるわけです。
というわけで今日はなぜ異なるか、という事をお話しようかと。

まず「シミ」から。
シミは実は一つの病気ではなく多種多様な疾患の総称です。
皮膚の表面に着色があればすべて「シミ」です。
(もちろん例外はあるが)
具体的にあげれば肝斑・・・老人性色素斑・・・などなどです。

基本的には「表面の着色」ですから表面をめくる治療色の産生を抑える治療がメインの治療となります。
具体的に言えば

表面をめくる治療→レーザー、光治療、トレチノイン
色の産生を抑える治療→美白剤

といった感じです。

さて、それでは「ほくろ」とは?


ほくろ」は正式には母斑細胞母斑、つまり「あざ」の一種です。
性質としては腫瘍(できもの)に近いものと認識してよいかと思います。
(これも正確ではないですが、わかりやすくここではそうします。)

腫瘍(できもの)ですから色だけでなくいわゆる「ほくろ細胞」が増えている状態ですから、
治療としてはほくろ細胞自体を「削りとる治療」が必要となってきます。
(しみ取りレーザーで色だけ飛ばす先生もいますが、そんなんじゃホクロは綺麗になりません。綺麗になってるのはシミをホクロと誤診しているからです。)

削り取る治療→炭酸ガスレーザー、電気メス

をしなければホクロは取り除くことなんかできません。


さて、削りとりますから、大なり小なり傷が残ります
↑これこそが「シミとホクロ」を鑑別しないといけない理由になってきます。

ざっくりシミであれば最終的に治療による跡は残らない
ホクロであれば残りうる
そうであれば我々医療従事者はかなり慎重に診断をしていく必要があります。

ただ残念なことに小さかったり薄かったりすると「どちらか分からない病変」もなかには存在します。

と、いうわけでどうしたらいいか?

まずはシミ治療をして、残った病変を傷跡になるリスクを許容してホクロ焼きにしましょう
これが私の良くお伝えする方針ですね。

シミ治療において治療の跡が永続的に残ることはまずないので、低リスクのものからしっかり行い
治らなかったものに関してもう一度「とったほうかよいか」を再考して治療、
それが一番リスクが少ないのかな・・・と思います。
(もちろん一回の治療で全部どうにかしてくれ、という方にはそういったプランニングもします。)

 

というわけで、皆様。
お顔のシミ・ホクロでお悩みの場合、まずはシミ治療からしていきましょう(^_-)-☆
(明らかに「ホクロ」の場合はホクロからでもよいですけどね)

 

シミ治療に関してはコラムの→「今、専門医がオススメしたいシミ治療
をご参照ください(‘ω’)

 

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

 

ぜひぜひお気軽にカウンセリングおこしくださいませ(^_-)-☆
貴方にピッタリなプランを提案いたします(^^)/

 

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