こんにちは。
さてさて、美容外科の入門編、ボツリヌストキシンについて今日はお話したと思います。
ボツリヌスストキシンはボツリヌス菌がだすトキシック(毒素)を製剤化したもの全般を指します。
巷でいう「ボトックス」はアメリカ・アラガン社製のボツリヌストキシンで、つまり商品名ですね。
日本国における薬事承認されているボツリヌストキシン製剤はこの「ボトックス」しかない(現在)ため、
おそらくどこの美容クリニックに行っても置いてある製剤なのです。
さて、よくお客様に
「安い韓国製あるんですが、あれってどうなんですか?」
と聞かれることが多々ありですが・・・
ぶっちゃけて言えば「どちらも筋肉をとめる効果はある」です。
(細かい話を言えば製剤内のタンパク分子量やアルブミン量、保存料など微妙に差はありますけどね。)
色々なボツリヌストキシン製剤を過去に使用してまいりましたが、どれも普通に効果はあります。
薬剤量や広がりが微妙違うので多少のコツはいりますが、それはドクターの問題ですね。
話を戻します。
製剤の違いを聞かれた場合、よく例えるのが「牛肉を選ぶようなもの」です。
松坂牛とアメリカンビーフが並んでいる。どちらもおいしく食べれはする。
ただ、牛さんたちがどんなものを食べ、どんな検査をされてきたかが大きく違う。
です。
僕は松坂牛派です。(買えるとしたらね笑)
この辺は個人の価値観ですのでお好きなものを打たれるとよいかと思います。
(ちなみに当院でも熱狂的韓流ファン向け裏メニューとして韓国製・リジェノックスを置いてます。)
・・・・ところで薬剤選択上よく問題となるのは「抗体産生」ですね。
抗体が産生されるとせっかくボトックスを打っても効果が出ないです。
しかも一度抗体が作られると生涯続きます。
厄介ですね・・・・。
で、この確率がどうやらボトックスは低いとかなんとか。
まあ、あくまで確率論なので、ボトックスでも抗体を作るときは作ります。
結論
・どの製剤も効果はある。
・安心感を買うならボトックス
と、いうわけで、ボトックスならあいち栄クリニックにお任せください。