ふふふ、みなさん。
何かお忘れじゃありませんか?
ああ、そうです。あの「プロテーゼをいかに綺麗に仕上げるか」という話が
途中で終わっていたのですよ。
(決してさぼっていたわけではない。)
さてプロテーゼの大事な要素として
A:長さ、B:最大の幅、C:最大の厚さ、D:最小の幅、E:最小の厚さのうち
Vol.1ではA:長さについて、Vol.2ではB、D:幅について論じてまいりました。
それでは最後です元気よく続きを行きましょう(^_-)-☆
C,E:厚さ
厚さというのはなかなか難しいものです。
カタログをみていただければお分かりになるかと思いますが、
最大厚~最小厚までなだらかに変化しており、
一体どこが何mmなのか・・・すごく曖昧です。
ですのでお客様と「何mm」というお話をするときは
一応Cを答えるようにはしています。
おおよそ日本人であれば
微変・・・3mm
普通・・・3.5mm
しっかり・・・4mm
がっつり・・・4.5mm
めっちゃ・・・5mm
といったところでしょうか( ´∀` )
ただ手術中に鼻の形や額からの曲線の流れによって細かく削りますので、
正確な厚さなんてものはないですね。
プロテーゼの選択や加工は鼻の施術の中で一番ドクターの経験とスキルが発揮されるところではないかと思います。
現代はSNSが発展しているため「~ちゃんと同じ何mmの高さを入れて欲しい!」というご要望もまま受けますが、
やはりご自身のお顔に合ったものをお勧めします。
また、鼻先の手術なしにプロテーゼのみのご希望の症例も散見されますが、
鼻先がある程度低い場合、鼻筋だけ高くなりすぎても、それはそれで美しくはありません。
鼻はある一か所だけ治せば綺麗になる・・・・という症例は実は少なく、
ある個所をいじれば別の個所とのバランスが崩れ、それが今度は気になる・・・
という事の方が多い印象です。
後で手術を追加すれば良い、という考え方の方もいらっしゃいますが、
こと鼻に関しては手術をするたびに鼻の皮膚は硬くなり、どんどんやりにくくなります。
(やりにくくなる=良い結果が出にくくなる。、という事です。)
散々プロテーゼに関して述べてきましたが、プロテーゼを美しく仕上げる上で一番大事なのは
「鼻筋を綺麗にする」というより「鼻を綺麗にする」、ひいては「お顔を綺麗にする」
という事かと思います。
鼻筋を綺麗にしたい!その欲求は十分ドクターには伝わっております、が、
今一歩立ち止まり、少しだけ鏡から離れてご自身のお顔を全体として捉えていただくことが
最も大切なことかと思いますよ。
結論:
プロテーゼを自然に綺麗に仕上げるコツは、顔全体のバランスをみて加工することである。
皆様の楽しい整形ライフのお手伝いができれば幸いです。
ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!
美容ってそんな感じです。
ぜひぜひお気軽にカウンセリングおこしくださいませ(^_-)-☆
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