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https://clinic.e-kuchikomi.info/nikibi/column/1535931

 

「ニキビ」は一般の保険診療皮膚科でも診察することもあれば、美容皮膚科でも診察することがある皮膚科疾患ですね。
ニキビはホルモンに強く影響されるため、治療が完了するまで長い年月が必要です。
そんな長期にお付き合う疾患だからこそどんな時保険適応で、どんな時保険適応外なのか。それを理解してうまくニキビと付き合っていくことが大事ですよね。

ニキビのコラム第一回は「ニキビの”ステージ”から考える優先順位」です。
ステージって何?というところから始まりますが、ニキビはざっくり
①毛穴のつまり
②皮脂の溜まり
③菌の繁殖・炎症
④治癒(凹み、色素沈着、略治)
といった4つの状態が混在しながら次第に年齢とともに④になっていく疾患です。
現在どの状態が問題なのか、がとっても重要になってくるので、
「ニキビ=抗生物質」というのは合っているようで間違っている治療方針です。

基本的な考え方としては①→②→③→④の順に治療を選択していくと考えていただければ問題ないかと思います。

ちょうど汚れた川を掃除するのに下流をいくら掃除しても上流から汚れが流れてきてはキリがない・・・そんなイメージを想像していただければ理解しやすいかと思います。

【わたし、ニキビ跡を早くどうにかしたいの!!!】
と美容皮膚科外来ではよく遭遇しますが、まずは新しいニキビを出来にくくすることが治療としては近道なんですね。

美容クリニックにおいては

①と④が治療のメインの治療になるかと思います。

例えば①でいうとピーリング、④でいうとダーマペンやポテンツァといったところです。

難しいところですが、肌の状態だけで治療法が決定するわけでなく、
料金や許容できる痛み、ダウンタイムなども影響します。
(この辺りは担当医としっかり話しあって決めていきましょう)


さて、いかがでしたでしょうか?
ニキビはなかなか一筋縄ではいかない疾患です。
あなたの肌をしっかり観察し、適切な治療法とスケジュールを提案してくださるクリニックを選んでいただくのが最も良い方法かと思います。


あなたの大切な肌だから徹底的にこだわりたい!
ニキビでお悩みの方はぜひ日本皮膚科学会認定専門医”あいち栄クリニック”にご相談くださいませ。