ああ・・・さぼってしまいましたよ、コラム。

いや、特に理由はないですけどね。
昔からエンジンがかかれば滅茶苦茶がんばれるんですが、エンジンがかかってないとてんでダメですね。

ここ最近の私はNetflix廃人と化していて(あ、これが理由か。)、ひたすら見まくっています。
面白い動画があったら是非カウンセリング時に教えてください(^^)/
(ちなみにアウトロー系が割と好きです。)

 

さてさて前説もほどほどに、以前お得意様からいただいたテーマ「ハイフと糸」でも。
(相変わらずざっくりした説明にはなりますので細かい突っ込みはおいておいてください。)

「たるみ取り」という名前でどちらも広告されることが多いですが、両者の機序も意味合いも全く異なります。
カウンセリングでよく使うワードですが
「糸は若作り、ハイフは若返り」といった印象かと思います。

そんなたるみ治療の中でも最近流行りの糸を重点的にみていきましょう。

 

糸は色々な種類がありますが、ざっくりトゲトゲのついた糸を皮膚の下に挿入し、
トゲトゲをひっかけることで皮膚を「持ち上げた状態」で固定します。
ざっくり固定タイプとフロートタイプに分かれますが、最近の流行りはもっぱらフロートタイプですね。

 

↑固定タイプ。文字通りこめかみあたりに固定します。
しっかりとした「支え」を作るので、支えに向かって引き上げることができます。
難点は支えに痛みやヒキツレが出やすいことでしょうか。(もちろん時間とともに改善しますが。)

↑フロートタイプ。糸の真ん中くらいで棘の方向が反転している。
特定の支点ではなく、皮膚に引っかかった棘で支え、棘でひっかけ持ち上げる。
イメージとしては糸の真ん中あたりに寄せる感じ。

・・・

・・・

・・・

まあ、どちらが良いとも悪いともなく、これは術者の好みとかもありますからね。
糸によって溶けるまでの期間(あくまで製造会社の言い分)が半年程度から2~3年と幅広いですが・・・

糸が溶ける≠もとに戻る」です。

正しくは「皮膚に食い込んだ棘が外れる=もとに戻る」です。

棘が外れる要因の一つに「糸が溶ける」ことがあるだけで、
毎日の洗顔や顔を触る動作、枕にうつぶせになったり・・・そんな毎日のちょっとした事の積み重ねで
元に戻っていきます。
糸が溶ければ元通り、つまり「若作り」ってわけです。

 

さて、糸リフトはぱっと見わかりやすい変化をだしますが、
皮膚(のあまり)自体を取り除くわけではないので、いわゆる「たくし上げ」ている状態です。

上げようと思えばいくらでも上げれますが、皮膚の余剰は必ず生じますので、凸凹が明らかでないレベルが限界です。
また上げすぎれば皮膚が戻ろうとする力が強く働く&体内に残る「棘」の個数が少なくなる
ため、もとに戻りやすくなってしまいます。

また、少ない本数で上げようとすると線で引っ張ることになるためヒキツレがでやすく
必然的に複数の糸が必要になります。

↓こんな風にね。


・・・・・・・ええっと。

なんだか私が糸のことをこき下ろしているような流れになってしまいましたね(;’∀’)

勘違いしないでいただきたいのは、糸が嫌いとかそういうわけではなく、
価格のわりにデメリットの多さや効果の幅や期間の狭さが目立つ治療だ、ということです。
(安ければ得に文句も何もございません。)

ただ、今すぐにでも上げたい方パッと見の変化を感じたい方にはかなり有益な治療ではありますので、
それらの点を踏まえて治療を受けていただきたいな、ということですかね。


ちなみに当院のお得意様はかなり喜んでいただいてリピートもしてくださっていますよ(^^)

 

さて、そんなこんなで基本的に私は
治療の良いところだけでなく、デメリットやいまいちなところもちゃんとお伝えしたうえで、
お客様に治療方針を選択していただけるようにしております。

 

ああ・・・しまったよ。
HIFUを語ろうとしたらエネルギー切れです(;’∀’)

それではまあ、HIFUは次回に。

 

ちょっと知ってみるとちょっと面白い。
ただ綺麗にされるより、理解して綺麗になっていくともっと楽しい!

美容ってそんな感じです。

ご予約ご来院、心よりお待ちしております。

 

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